子どもの外反扁平足について
皆さまこんにちは。
今回は、以前face bookに掲載して反響が大きかった
『子供の外反扁平足』についての記事を改めて当HPでもご紹介いたします。
突然ですがこの靴を見て何か気付くことはありますか?
と、言ってもなんの変哲もない子供靴に見えますよね?
でも実は踵側から見ると・・・
ソール(靴底)の内側が、かなりすり減っているのと靴が傾いてしまっているのが
お分かりいただけますでしょうか。
靴のソールは、少し外側あたりが減る分には問題はありませんが、内側が減っていたり、極度に傾いてくると様々な痛みやトラブルに繋がりやすいんです。
実はこの子は外反扁平足気味で、踵の骨の倒れ具合(外反)は推定18度もありました。
(ソールの内側が削れていたり靴が傾いているお子さん、意外に多いんです。)
外反扁平足とは?
「立位で足を後ろから見たときに踵の骨(踵骨)が内側に倒れている状態(外反)」+「土踏まずが形成されていない状態」=【外反扁平足】と呼ばれています。
下の写真はまた別のお子様ですが、踵の骨が倒れている状態(外反)が分かりますでしょうか?
外反扁平足だとどういったことが起こるのか?
外反扁平足が関係しやすい症状として
・立位・歩行が安定しにくく、姿勢にも影響が生じやすい。
・長く歩くのが苦手だったり、疲れやすくなったりする。
・外反母趾などの足趾の変形につながりやすい。
・運動量が増えた(運動会の練習など)とたんに、足裏や膝・股関節などに痛みが出やすい。
といったことが言われております。
ブロックでできること
今回のような外反扁平足気味の子には、踵の倒れ込み(外反)を抑える靴と、土踏まずをサポートするインソールが非常に効果的です。実際にこの子も、フィット感やサポート力のしっかりした靴に変えたとたんに歩行がガラリと変わり、「とても歩きやすい」と喜んでくれていました。足に合った靴を履くだけで、走るのが速くなったり、疲れにくくなったり、転びにくくなったりします。
子どもの足は柔らかい分、靴の影響を非常に受けやすいです。また、場合によっては、足のクセがケガ・痛みに繋がってしまう可能性もございます。
それぞれのお子様の足に合った靴を適切に履いていただくことが、成長期の関節・筋肉にかかる負担軽減や、後々起こり得る痛みのリスク軽減に繋がります。
当店には日々、千葉県・埼玉県・東京都・茨城県をはじめとする関東全域を含め、日本全国各地より「足のこと・靴のこと」でお悩み相談にご来店される方が数多くいらっしゃいます。ブロック各店では、大人はもちろん子供の足のチェックも無料で行っております。
お子様の足のサイズ・幅、特徴、その子に合った靴の選び方など細かくお伝えしております。
足のチェックだけでも受け付けておりますので、お近くにいらした際はぜひお気軽にご相談くださいませ。
足が喜び、体が楽になるお手伝いいたします。
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。