ブロックのインソール加工【後脛骨筋機能不全編】
みなさんこんにちは。
今回は本店よりお知らせです。
先日、後脛骨筋機能不全で病院に通っているという方に、普段履き用のインソールをお作りしました。
後脛骨筋機能不全とは、その名の通り後脛骨筋が機能していない状態です。
後脛骨筋は足のアーチを保つのに非常に重要な筋肉ですが、この筋肉が機能しないと
足のアーチが出来ずに扁平足の状態となります。
すると、内くるぶし周辺に腫れや痛みが出たり、足裏が痛くなったり
してしまいます。
今回のお客様は、お持ち込みの靴にインソールをご希望でしたが、靴自体の消耗が
激しく、インソールを入れてもそこまで効果が見込めなかったため、
靴から見直していただけることとなりました。
足の測定をし、靴は扁平足の方向けのサポート機能付きシューズにすることで、
靴からしっかりと捻じれを軽減していくようにご提案させて頂きました。
インソールは、既製品のモデルの中でも比較的サポートが強めのものを選び、さらに中足部と踵周りを補強することで、アーチが落ちてしまうのを少し軽減できるようにしました。
また、痛みのある左足には、内側ウェッジを施すことで、内側に荷重が掛かりすぎない
ように補強させていただきました。
20分程加工にお時間を頂きましたが、いざお試しいただくと、
「今までより数段歩きやすくなった」
ということで喜んで履いてお帰りになりました。
すでに最近病院でインソールを作成していたということでしたので、お医者様の
処方/保険で作成したものほどサポートしているインソールではないかもしれませんが、
サポート機能付きの靴との相乗効果もあって、かなり歩きやすく仕上げることが
できました。
今後も、様々なオーダーインソールや靴の加工調整例を随時更新してまいります!
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